都遊協総会、阿部理事長を再選
グリーンべると2016年6月6日
東京都遊技業協同組合は5月24日、都内ホテルで第48回通常総代会を開催。任期満了に伴う役員改選で、阿部恭久理事長の再任を決定した。阿部理事長は3期目となる。
阿部理事長は冒頭の挨拶で、検定機と性能が異なる可能性のある遊技機の回収施策として、日工組からリユース機や新台購入での条件が示されたことに触れ、「遊技機のバリエーションが増え、遊技環境の整備に役立つチャンスと捉え、我々ホールとしては前向きに回収に協力していきたいと考えている」と述べ、回収機問題の解決を新たな一歩に向けた転機と捉えた。
また、理事長再選後の挨拶でも「業界はいま非常に厳しい状況にあるが、少しでも多くのファンのみなさんに帰ってきてもらえる、また楽しんでもらえる遊技環境をつくっていきたい」と前を見据えた。
総会に先立って行われた行政講話では、警視庁生活安全局保安課の田中康義風俗保安対策官が、「射幸性を抑える取り組みの推進」、「のめり込みの問題」、「遊技くぎ問題」、「広告宣伝の健全化」、「恒常的な暴力団排除と再関与防止対策の推進」に言及した。