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ゲンダイA、震災後の広告需要急減で減収減益 グリーンべると2011年8月16日

 ゲンダイエージェンシーは7月15日、平成24年3月期第1四半期(平成23年4月1日~6月30日)決算短信(連結)を発表した。

 主力の広告事業では、震災後の広告活動自粛の影響により広告需要が急減。広告需要の回復が早かった中部以西エリアにおいては、パチンコホールモバイル告知ツール「Mobavia」をはじめとしたモバイル・ウェブサービスの拡充と拡販を積極的に進めたが、広告需要の急減の影響を埋め合わせるまでには至らず、売上高は34億100万円(前年同期比29.7%減)、セグメント利益は3億2700万円(同52.0%減)となった。

 中古遊技機売買仲介事業では、震災の影響で遊技機の新台販売延期や入れ替え自粛が行われたため、中古機流通市場は極めて低調に推移。連結子会社のバリュー・クエスト社が運営する中古遊技機情報サービス「VQnet」では、顧客ニーズに応えるサービス開発を進めるとともに、継続的なコスト削減を実施したが、中古機売買の大幅な減少の影響を吸収しきれず、成約台数は1万2千台(前年同期比42.4%減)、売上高1億2300万円(同34.0%減)、セグメント損失3億2700万円(前年同期は5300万円のセグメント損失)を計上した。

 この結果、グループ全体の第1四半期連結業績は売上高35億6100万円(前年同期比29.8%減)、営業利益2億4000万円(同52.5%減)、経常利益2億4100万円(同52.6%減)、四半期純利益2億3800万円(同16.0%減)で推移している。

 なお、広告事業において、被災地の需要回復が急激に進んだこと等により、平成24年3月期の第2四半期累計及び通期業績予想を修正している。修正後の平成24年3月期の通期業績予想は以下の通り。
売上高162億3000万円(前回発表予想146億円)
営業利益13億700万円(同7億700万円)
経常利益13億円(同7億円)
当期純利益8億4000万円(同4億円)

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