全日遊連組合員数調査、廃業ペースがさらに加速
遊技通信2022年9月22日
全日遊連が行う各都府県方面遊協の組合員数調査によると、8月末時点の全国の組合員数は7,045店舗で、前の月から62店舗の大幅減になった。月内の新規店が3店舗に留まった一方で、廃業店は今年に入って2番目に多い88店舗に上った。また、月内に発生した休業店が24店舗あったが、その全体数は逆に前の月から26店舗の減となり、休業店の少なからずが廃業したことを窺わせた。
今年1月から8月までの新規店舗数は26店舗。前年同期の20店舗を上回っているが、長期に渡って低水準の推移が続いている。一方の廃業店は570店舗で、前年同期の446店舗を大きく上回った。今年は年度末にあたる3月期の廃業が110店舗でもっとも多いほか、旧規則機の経過措置が満了した1月と2月、ゴールデンウィーク商戦が終わった5月、そしてお盆商戦が終わった8月など、ひとつの区切りを迎えるたびに例年よりも廃業店が多い傾向が示されている。
遊技機台数はぱちんこ機が1万238台減の203万4,415台、回胴式遊技機が7,478台減の125万7,952台だった。トータルでは1万7,716台減の329万2,367台。今年に入ってぱちんこ機は9万6,027台、回胴式遊技機は10万4,722台の減少で、トータルで20万台以上の減となっている。