NEXUS、前期決算は増収減益に
遊技通信2022年9月1日
群馬県の大手ホール企業・NEXUS株式会社は9月1日、自社ホームページ上で2022年6月決算を発表した。
それによると売上高は前年対比120.5%の2,545億円、営業利益は同98.5%の42億円だった。コロナワクチン接種により重症化するコロナ患者数が減り、経済活動が活発化したことで前年より売上高が増加した一方、営業利益は遊技機の入替費用の増加によって減少した。期間中は2月に「スーパーD’ステーション海老名店」を閉店した一方、3月に兵庫県神戸市に1,000台規模の大型店「スーパーD’ステーション新開地店」を出店した。
2023年6月期については、すでに群馬県の「前橋南店」を閉店したものの、7月に福岡県飯塚市と中間市にそれぞれ新店を出店。8月にも宮崎県に新規出店を行なっているほか、さらに数店舗の新規出店を予定しているとのこと。同社では「新規出店と既存店閉店を行いつつコスト見直しと削減を続け、増収と増益を達成することを目指します」としている。なお、今期の業績予想として売上高で2,800億円、営業利益で60億円を見込んでいる。