NEXUS所属の見延選手、世界選手権で銀メダル
遊技通信2022年7月21日
7月19日にエジプトのカイロで開催された、「フェンシング世界選手権カイロ大会 男子エペ個人戦」で、NEXUSフェンシングクラブに所属する見延和靖選手が銀メダルを獲得した。男子エペの世界選手権で日本人選手がメダルを獲得したのは史上初めて。
今大会を世界ランク18位で迎えた見延選手は、ベスト16で山田優選手(株式会社山一商事)を14対13で、準々決勝で加納虹輝選手(日本航空)を12対11で、いずれも日本人対決を1本勝負で制した後、準決勝で世界ランク6位のイーゴリ・レイズリン選手(ウクライナ)に13対12で勝利。決勝では東京2020オリンピック金メダリストで世界ランク1位のロマン・キャノヌ選手(フランス)に12対15で惜敗したが、銀メダルを手にした。見延選手の国際大会の個人戦でメダルを獲得したのは2019年5月のグランプリ カリ大会(コロンビア)以来、3年2か月ぶり。
競技を振り返り見延選手は「日本人対決の接戦を勝ち抜き、誰が獲ってもおかしくないメダルだったと思います。だからこそ、最後まで勝ち切ることが出来ず、日本の強さを証明出来なかったことが非常に悔しいです。この悔しさを噛み締め、団体戦ではチーム一丸となって金メダルを勝ち取りたいと思います」とコメントした。