都遊協 インボイス制度研修会 開催
アミューズメントジャパン2021年10月26日
東京都遊技業協同組合は10月21日、遊技会館で「インボイス制度研修会」を開催。組合員ホール企業の経営者および経理、総務担当者など42人が参加した。
消費税のインボイス制度(適格請求書等保存方式)は2023年10月1日から開始される。パチンコホールは主たる売上先が個人の遊技客であるため、インボイス(適格請求書等)を発行する取引は少ないと想定されるが、制度については認識しておく必要があることから開催したもの。
講師を務めた東京国税局課税第二部消費税課の藤原早希氏は、消費税の基本的な仕組み、インボイス制度の概要、仕入税額控除の要件、インボイス制度における特例などについて約50分講義した。
その中で藤原氏は、「2023年10月1日以後に行 う商品の仕入れなどの取引については、買手が仕入税額控除を受けるためには売手から適格請求書の交付を受けて保存する必要がある」と述べ、商取引においてインボイスの保存が重要にな ることを強調した。