日遊協の女性活躍推進フォーラムで最終プレゼン
遊技通信2019年12月13日
日遊協の人材育成委員会は12月12日、都内中央区の日本橋三洋グループビルで令和元年度の第4回女性活躍推進フォーラムを開催した。
フォーラムは、会員企業の女性社員がキャリアプランニングとワークライフバランスをテーマに、課題の改善策を自ら模索し、女性がさらに働きやすい職場環境作りを目指す機会として2015年度から始めたもの。年4回の実務講座やグループミーティングを通して得た内容を、自社に持ち帰って提案できる企画としてまとめている。
令和元年度のフォーラムは6月20日に第1回目を開催。当日は、これまでのフォーラムで実務講座を受けるなどした17社23名が、5つのグループに分かれてプレゼンテーションを行った。その結果、業界内のコミュニケーションを充実させることで、業界の活発化と離職率の低下を目指す「絆プロジェクト」を掲げたAチームが最優秀賞を獲得。人材育成委員会の前田竜哉委員長から表彰された。
総評で前田委員長は、「メンバーが全員で揃うことも難しい中にあって、各グループが練りに練って今日のプレゼンを迎えていることが窺えた。皆さんが企画したことは、責任を持って一歩一歩でも進めてほしい」と述べるなどした。
最優秀賞を獲得した「絆プロジェクト」は、ホール企業の女性スタッフには同業他社の知り合いが少なく、企業を超えた意見交換や相談、交流の場がないことに着目。従業員がメインで使用するコミュニケーションツールを立ち上げ、ここに参加することでより広い視野を持ち、個人のモチベーションや満足度の向上につなげようというもの。会員企業の派遣担当者らによる審査で、高い評価を得た。